☆moonbeam2*.+
「はあー!!」
事務所を出てすぐ光が大きなため息をついた
「どうしたの?」
「どうしたのって柚歌ちゃん!
あんな雰囲気の中にいたら緊張しちゃって!
息できなかったよ!」
「なんで?
光一くん死んでないよ?」
まぁ、歌姫とその社長がいればな
光は全然喋ってなかったし。
あの顔はウケた
「息できなかったのは物の例えだよ!
てゆーか、柚歌ちゃんも原因の1つだよ!」
「あ"?」
原因ってなんだよ
もっと他に言い方ねぇのかよ
「え?
あたし?」
「ちょっ桜矢怒んなよ
だって柚歌ちゃん事務所入った瞬間歌姫になっちゃうし
特に最後の時なんてヤバかった!
なんか世界を感じた!!」
「ま、その歌姫に監督頼むんだけどな」