☆moonbeam2*.+
バレる
桜矢の言葉通り私たちは20分後天狗町にいた
「あたし、生!」
「あ、俺も」
「生3つと
柚歌サワーレモンでいいか?」
「うん」
「じゃあ、それで。
つまみどうするよ」
「とりあえず、げそと皮の塩人数分で」
「畏まりました。
生3つとレモン1つ
げその唐揚げと皮の塩4つでございますね」
少々お待ち下さいと言って店員さんが席を離れていった
「ねぇ、柚歌ちゃん
お願いがあるんだけど!」
「なんですか?」
「お前、変なこと言うなよ?」
呆れた顔の桜矢に
さらっと交わす菜月さん
この二人がコンビ組んだら面白そうなのに。
「柚歌ちゃん、
今桜矢と菜月のことコンビとか思ってたでしょ?」
「え?
なんで分かったんですか?
あ…」
「アハハ、わかりやすいもん柚歌ちゃん!」