☆moonbeam2*.+





丁度夕日が出ていて凄いキレイ
季節はもう冬でちょっと前とは違うようだが
私達がここで会ったときと重なった


「桜矢、ここ……」

「あぁ、俺達が2回目にあった丘

お互い好きな場所だったから今日来たかったんだ」


「ありがとう!
連れてきてくれて…」

「柚歌、こっち」



桜矢が先に座っていたベンチの横に腰かける


「はいこれ。」

「なに?これ」

どこかで見たことがある紙袋
ちょうど手のひらサイズだった
あ、これはさっきの雑貨屋さんとおんなじだ


でも、なんで桜矢が?





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