イマダケハ
屋上のドア

勢い良くドアをあけた

「おぉ~、生きてんな~」

「ど、どういう事だよ!!!」

「ん~、まぁ、お前らが死ぬってのは全部ウソでしたぁ☆みたいな??」


「何でウソついたの……」

「……お前らが生きようとしてなかったからだ。」

「「…………」」


「陽向・カナ。お前達は諦めてた。生きていてもどうせココで死ぬんだって。」


何も言いかえせない。

きっと

心のどこかで俺もカナも思っていたと思うから。

「だから、2人を引き合わせた。お前達は昔すげぇ仲よかったから。」

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