翔るキミ、翔んだキミ。


まだ中学生の雰囲気が残る、可愛い笑顔でそう言われ、申し訳なく思いながらも苦笑い…。


「友愛センパイ、ちょっとだけお話いいですか?」


「え、いいけど…。」


後ろ黒板の時間割を盗み見て、次が自習だということに安心した。


「じゃぁ、図書室ででも!」


「え?」


安心したのも束の間、教室から2棟分も離れた図書室へ行くとなると、誰かに口裏をあわせてもらわなくちゃ…。


「…あ!アミュん!」


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