ありえない高校生マリッジ
ACT17*秘めた恋情

~渚side~

中田が俺たちにホットミルクを淹れてくれた。

「ありがとう。中田」

「敦司様、具合はいかがですか?」

「大丈夫です」

「後は俺がついてるから…中田は下がっていいぞ」

「何かあれば、お呼び下さい。渚様」

「ああ」

中田は一礼して部屋を出る。

「美味しい」

那岐はまったりとホットミルクを啜っていた。

「那岐お前も、それ飲んだら、寝ろっ」

「ええ~っ!?渚君一人で大丈夫ですか?」

「お前だって…仕事で疲れてるだろ?私のコトはいいから・・・寝ろっ」

「俺はお前と二人で話がしたいんだ!」

「文化祭のコトか?」

「その他諸々・・・」

「わかりました・・・私はホットミルク飲んだら、寝ます」

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