ありえない高校生マリッジ

中田さんの送迎で、私はダイヤモンドホテル横浜に向かう。
外の風景を眺めながらも考えるコトは渚君のコト。

今日は調子が良く薫様が私の顔にメイクを施し、髪もセットしてくれた。

渚君が生まれた後、二人目は女の子が欲しいと思っていたが、仕事が忙しくて二人目は断念したらしい。

『ダイヤモンドホテル横浜』に到着した。


私は中田さんとは車内で別れ、先にホテルへと入った。

ベージュ系のマーブル模様の大理石の床の上をパンプスで歩いて、エレベーターホールを探した。


待ち合わせ時刻は午後19時。
最上階の横浜の夜景が一望できる展望レストラン。

宿泊する部屋は隣の別棟のエクゼクティブスイート。
携帯のネットで検索すると一泊〇十万円と言う凄い部屋だった。