ありえない高校生マリッジ
敦司は自分の制服の第二ボタンを引きちぎって、俺に差し出した。
「何の真似だ?」
「お前に私の第二ボタンをくれてやる。だから、お前のをよこせ」
「・・・友人なら、第三ボタンだろ?第二ボタンは好きな女にあげるもんだ。まさか、お前…俺のコトを?」
「・・・まさか・・・俺は男の興味はない。一番大切に思う人のボタンが欲しいだけだ」
俺は敦司ではなく、那岐を選んだ。
もう、敦司とは二度と会わない。
だから、敦司は最後のお別れだと前置きした。
俺も自分の制服の第二ボタンを引きちぎって、敦司に渡した。
「一生、大切にする。
ずっとお前のコトは忘れない・・・」
「俺も忘れないぞ。敦司」
ボタンを交換し、俺達は笑顔で別れたーーー・・・
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「何の真似だ?」
「お前に私の第二ボタンをくれてやる。だから、お前のをよこせ」
「・・・友人なら、第三ボタンだろ?第二ボタンは好きな女にあげるもんだ。まさか、お前…俺のコトを?」
「・・・まさか・・・俺は男の興味はない。一番大切に思う人のボタンが欲しいだけだ」
俺は敦司ではなく、那岐を選んだ。
もう、敦司とは二度と会わない。
だから、敦司は最後のお別れだと前置きした。
俺も自分の制服の第二ボタンを引きちぎって、敦司に渡した。
「一生、大切にする。
ずっとお前のコトは忘れない・・・」
「俺も忘れないぞ。敦司」
ボタンを交換し、俺達は笑顔で別れたーーー・・・
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