ありえない高校生マリッジ
俺は再び那岐を編入先の1年B組の教室に放り込んで自分の教室に一目散に逃げて、階段を駆け下りる。




1年生は4階フロア、3年生の俺は2階にフロアに教室があった。



あーあー那岐のせいで…俺のクールキャラは崩壊だーーー・・・




「お帰りっ…渚」



「お前ら…」



敦司を筆頭にツレが教室の前で俺を待ち伏せていた。




「まさか…敦司…圭吾と達生にも話したのか?」



「渚は私に口止めはしなかったからな・・・」


「伊集院先輩の話では…巨乳だって?」
白石達生(シライシタツキ)…毛先を少し遊ばせた感じにセットした茶髪の髪に瞳の色の黒に近い灰色のグーズグレーの瞳のイケメン。大手広告会社の社長の御曹司。唯一の1年生で生徒会メンバー。会計担当。元はアイドルの卵。



「もう…これでお前も…女遊びは卒業だな…」

諏訪部圭吾(スワベケイゴ)…セピアブラウンの髪に少し切れ長の瞳は深みのあるコーヒー色。父親は中堅の病院を経営する院長。圭吾自身も父親と同じ医者を志している。同級生で生徒会書記。



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