麻川くんより、バカでした。
「あらっリンちゃんやぁーん!!どうしたの?こんな遅くに。」
森岡さんがいた。
「実は、私の友達が事故に遭っちゃって・・・それで、今ICUにいるんです。」
「そうなの・・・」
森岡さんはうーんとうなっていた。
「ちょっとお母さんに会ってきますね。」
そう言って、お母さんのいる812号室に入った。
お母さんはもう歩けない。
しゃべることも、あまりできない。
「あ・・・ら、リンじゃないの・・・どう・・・したの・・・?」
「お友達が事故に遭っちゃってね、今様子を見に来てたんだ。」
「そう・・・なの・・・」
なんとか座ることはできても、たくさん咳をする。
倒れてからお母さんはすごく痩せてしまった。
たんが絡まることが多いから
喉にくだを通して吸引する。
私はその音が大嫌いだった。
いつもお母さんが痛そうな、苦しそうな顔をするから。
「お友達のとこに・・・いってきなさい・・・」
「うん、じゃぁ・・・またね」
手を振ってバイバイをした。
森岡さんがいた。
「実は、私の友達が事故に遭っちゃって・・・それで、今ICUにいるんです。」
「そうなの・・・」
森岡さんはうーんとうなっていた。
「ちょっとお母さんに会ってきますね。」
そう言って、お母さんのいる812号室に入った。
お母さんはもう歩けない。
しゃべることも、あまりできない。
「あ・・・ら、リンじゃないの・・・どう・・・したの・・・?」
「お友達が事故に遭っちゃってね、今様子を見に来てたんだ。」
「そう・・・なの・・・」
なんとか座ることはできても、たくさん咳をする。
倒れてからお母さんはすごく痩せてしまった。
たんが絡まることが多いから
喉にくだを通して吸引する。
私はその音が大嫌いだった。
いつもお母さんが痛そうな、苦しそうな顔をするから。
「お友達のとこに・・・いってきなさい・・・」
「うん、じゃぁ・・・またね」
手を振ってバイバイをした。