麻川くんより、バカでした。

「なぜ姉ちゃん!?」
そりゃ不思議だわなあｗｗｗ
「俺とお前の姉ちゃん、昔会ったことあんだよー。」
「えっ!えっ!?」
「知ったのは最近だけどな。」
めちゃくちゃ戸惑ってる。
可愛いなあ…妹とはまた違って新鮮だな。
弟って感じじゃないけどなっ、俺とあまり背が変わらないから…
こんなイケメンと一緒に暮らしてて、俺と付き合ってるリンちゃんって…
まさかのB専？…。
「あのータツヤくん。」
気付いて翔希の顔を見ると
ケータイをプラプラさせて
「アド教えて」
とにっこり笑って言う。リンちゃんそっくりの笑顔。
きゅーんとくる。
「しゃーねーから教えてやるよ。」
そう言えばまた笑ってくれる。
本当にリンちゃんそっくりなんだ。
ヤバい…
ぎゅーって抱きしめてしまう。
「ちょっ…なにすん…っ!」
笑ってしまう。こんなとこまでリンちゃんと同じだなんてね。
反応がｗ
「リンちゃんみたいだったからついー。」
翔希は嫌そうな顔をする。
「あんなヤツと一緒にしないでください。」
怒った。怒った。怒ったｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
「ごめんなーっ!」
おもしろい。おもしろすぎる。