秘密のMelo♪y⑤*NY編*
「おおーっ❤」
まんごー! これまんごーっていうんだ!
食べたことあるぅ~❤
これも超すきぃーっ❤
『やっぱりねっっ』
『ホントにもう…どんだけ?』
数分後、見覚えのない物体を恐る恐る口にしたあたし。
しかしとても覚えのある味に、思わず歓声を上げた。
『あのねっ、あのねっ、せんせえがねっ、時々くれたのよ! 妻の実家で作ってるーとか言ってねっ、でもなんなのかおせーてくんなかったのっ』
だから名前も元の形も知らないままで、ときどーきレストランに行くと似たような味のものが出たり…。
そっかぁ…まんごーっていうのか…❤
「えらくテンション上がってんなー」
「単純だしな」
「シュンのばかΣ…ついでにユウキも」
「ついででばかってお前」
だって……これだって、先生との思い出だよ。
これを食べてた時は世界的マエストロスタッディーノではなく、ただの…。
「…変態エロオヤジだったけど」
『どんな言い草!?Σ』
『マエストロも人間だったってことだあな』
『それ言ったらマヒロだってそうだわよ。こんなぶっとんだ子だったなんて…』
『…まあ確かに』
どおゆう意味だい。