鳳凰に愛された
嘘、戻れない


ザザーーーーーーーーーー……



雨だ、
嫌だ………



隼「大丈夫か?
顔色悪いぞ。」



『うん…。大丈夫ですよ』



隼「陸、車を倉庫ギリギリまでつけろ」



陸「はい!」


ブォン


『ありがと。』


隼「いいから、乗れ」



バタン
『あの、名前教えていただけませんか?』



陸「俺っすか?」



『はい。』


陸「野乃原 陸 高2っす!」


『え? じゃー免許は…』



陸「ないっすよ」



『ダメじゃん!!
あっでも、新さんも…』


隼「大丈夫だ。先代たちが運転教えてくれるんだ。
だから心配するな」


『うん。』


陸「出発していいですか?
新さんにだいたいの場所は聞いたので」



隼『あぁ 頼む』








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