鳳凰に愛された

あたしはみんなから離れて気づいた事がある



それは、
あたしの陰口の量



いっつも海斗たちといて、
当たり前のように笑ってた。



だから聞こえなかったんだ




廊下を歩くたび言われていることに





「あの子でしょ?最近鳳凰の方々に付きまとってる奴って」



「皆さんが迷惑がっているの気づかないのかしら?」



「ちょっと見た目がいいからっていい加減うざいよね!」




あたし、迷惑だった?
うざかった?



もう、わからなくなってきた


中学時代は1人でいるのが当たり前だったのに

今は…



こんなにも1人でいるのが辛い


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