せつなくて。
第二の出会い
人目も気にせず、ひたすら泣いた。通行人が私を変な目でみて行った。でも、関係なかった。なぜなら、りょうたんにふられたほうがよっぽどショックだった。何で、今まで黙っていたんだろう。ショックから、そんな疑問に変わっていった。そんなとき・・・。ハンカチを、差し出してきた。「え・・・?」目の前にいたのは、一個ちがうクラスの、秀くんで、とてもビックリした。だって、喋ったこともないし、学校一の秀才だし・・・。ありえなかった。「俺、お前と喋ったこともないし・・・。突然なんだけど、俺と付き合ってほしいんだ・・・!」え!?あの学校
一の秀くんが、私のことを好き!?私は、「喋ったこともないし、突然は無理かな・・・。」「そっか・・・。そうだよね。しょうがない・・・。」秀くんは、とても悲しそうで、付き合ってあげなきゃかわいそうになった。決意を固めた私は、「いいよ。その代わりりょうたんを忘れさしてくれるならね。」私がいいよといったのは、りょうたんへのあてつけだった。それでもいいよと言ってくれた秀くんをためしてみたのだ。秀くんは、「ほんと!?ありがとう。」
とても嬉しそうだった。これでよかったんだ・・・。そう心のなかで唱えた。
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