桃染蝶
イチヤ・・・
貴方の声が、聞こえる。
「カヤ
一度しか言わない
おまえは・・・
俺のかわいい妹であって
妹じゃなかった
おまえが気持ち悪りぃなら
俺だって同罪」
うそ・・・?
「イチヤ?」
「妹に惚れるだなんて
俺の人生、一番の失態
誰にも言うなよ」
そう言って、私から距離を取り
一夜は、にっこり少年の頃の
ように微笑んだ。
大好きな、笑顔
忘れない・・・
「イチヤ、貴方も私を?」
一夜は、コクンと頷いた。
貴方の声が、聞こえる。
「カヤ
一度しか言わない
おまえは・・・
俺のかわいい妹であって
妹じゃなかった
おまえが気持ち悪りぃなら
俺だって同罪」
うそ・・・?
「イチヤ?」
「妹に惚れるだなんて
俺の人生、一番の失態
誰にも言うなよ」
そう言って、私から距離を取り
一夜は、にっこり少年の頃の
ように微笑んだ。
大好きな、笑顔
忘れない・・・
「イチヤ、貴方も私を?」
一夜は、コクンと頷いた。