好きだから…


『バカじゃねぇの?事故ったくらいで、んな泣くなよ。』

この声は
君の声…?

間違いない。
この声は、君の声だ…。
大好きな、君の声。

『だっ…て…』

わたしは、君に抱きついた。

君の存在を確かめたくて、
君の温もりを確かめたくて、
君がいま、生きてるんだと確かめたくて。

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