藤井先輩と私。
翌日。
バタバタバタバタ……
「おかあさーん!私の浴衣どこー」
「2階の納戸の箪笥よ」
バタバタバタバタ………
「おかあさーん!!帯見つからないよぉ~」
「一緒の箪笥にあるでしょ?」
「これじゃないー。去年買ったやつだよー」
「………おかあさんは知らないわよ」
バタバタバタ……
もう!
帯は一か所においててよ。
納戸に置かれている収納ボックスや箪笥の引出しを片っ端から開けて探していると、お目当ての帯が見つかった。
「これだよ…」
ほっと息を吐く。
そして、時計を見るともう15時。
先輩との待ち合わせは16時に駅前。
うっそ!もうあと1時間しかないじゃん。
移動時間とか考えたら、1時間もないよ。
あぁーどうしよう。
なんでお昼寝なんかしちゃったんだろう。
浴衣と帯を手に持つと、いそいで1階の母のいる場所へ走る。
リビングの扉を勢いよく開けた。
バタバタバタバタ……
「おかあさーん!私の浴衣どこー」
「2階の納戸の箪笥よ」
バタバタバタバタ………
「おかあさーん!!帯見つからないよぉ~」
「一緒の箪笥にあるでしょ?」
「これじゃないー。去年買ったやつだよー」
「………おかあさんは知らないわよ」
バタバタバタ……
もう!
帯は一か所においててよ。
納戸に置かれている収納ボックスや箪笥の引出しを片っ端から開けて探していると、お目当ての帯が見つかった。
「これだよ…」
ほっと息を吐く。
そして、時計を見るともう15時。
先輩との待ち合わせは16時に駅前。
うっそ!もうあと1時間しかないじゃん。
移動時間とか考えたら、1時間もないよ。
あぁーどうしよう。
なんでお昼寝なんかしちゃったんだろう。
浴衣と帯を手に持つと、いそいで1階の母のいる場所へ走る。
リビングの扉を勢いよく開けた。