いつか甘えて
俺、何かしたかな・・・



そう思ったとき・・・




鮎沢が俺に抱きついて、





「碓氷・・・・・好きだ」


「え?」





正面から抱きつかれているため、鮎沢の表情がわからない。



でも、多分顔は真っ赤だろう。



「ねぇ、本当にどうしたの?」


「だから、別にどうもしていないって言っているだろ!!」


「そうには見えないよ。何かあったの?今日の鮎沢変だよ」




そう言ったとき、鮎沢が俺を突き飛ばした。
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