nINe
「私は鮫島丗那。」


「丗那。よろしく。」



ニコッと笑う新田くん。



どうしよう!!私男の子と話すの慣れてないんだってば!




「…よろしく…?」



「これからデートしよ。」



そう言って私の手を引っ張った。



「えっ!?」




デート!?



いやいやいや、今さっき知り合って、いきなりデート!?



結局二人で学校を後にした。







二人で街を歩く。



「丗那って晃平ファン?」



「えっ!?違うよ‥友達を見てただけ。」




「ぷっ。なんだそれ。」




新田くんの笑顔やばい…。



モテるんだろなぁ。
< 13 / 394 >

この作品をシェア

pagetop