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私たちはステージそっちのけで話をしていた。



「そうそう、純っていつ彼女できたの?」


和華が二人に聞く。


「「はぁ???」」


「あれ、知らないの?」


「紗代?」


「え?」


晃平が私の顔を覗き込む。


「うっ‥ううん、知らない子だったよ///」


「じゃあそれは彼女じゃない。」


「え?」


「純が好きなのは紗代だよ。」



春真が体を乗り出し言った。



「「えっ!?」」


私と和華はポカーンと口を開けた。



「二人とも純のこと見てねぇな?」


「見てりゃわかる。」


フッと笑う晃平。



知らなかった…。



純が紗代を‥。



「つーか晃平もさっさと「あぁああああ!!」


和華が春真の口を手で塞ぐ。



「ん?」


「丗那、気にすんな。」



晃平は目を逸らした。


ん?何何???
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