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晃平大好きっ!



「丗那。」



晃平はそっと私を離し、私の唇にキスを落とした。




「んっ///」



晃平は激しくキスをする。



離れていた時間を取り戻すかのように。




私は意識が飛びそうになった。




まさかまた付き合えるとは思ってなかった。



ただ嬉しくて、泣きそうになった。




晃平はそのまま私の首筋に唇を這わせた。



「っ‥晃平!」


するとピタッと晃平の動きが止まり、私を見つめた。




私が首を傾げると、晃平は真顔でこう言った。




「春真とは何もなかっただろうな?」



すると‥。



「何もねぇよ、バーカ!」




「「っ!」」



私たちは教室の入り口を見た。
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