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そして晃平が服を脱がそうとしたとき。



「ねぇ、純。」



和華の声が艶っぽくなった。


「「っ‥。」」


晃平と私は互いに見つめて固まった。



晃平はゆっくりソファから顔を出す。



私は上半身だけ起こしてキッチンの方を見た。



和華は純の首に腕を巻きつけてキスをしている。



「「っ!!!」」



何で‥純と和華が??


「んっ…純…」


純は和華の体を愛撫して互いに今にもヤりそうな感じ。



晃平は私に覆い被さってきた。



私はまたソファに押し倒された。



晃平は今どう思ってるんだろう。







そう思っていたら、晃平は私にキスをしてくる。




唇、首筋、鎖骨…。




晃平っ!!和華と純がすぐそこにいるのに!!



晃平は肩を揺らして笑っている。



絶対からかってる!!
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