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私はもう意識さえ手放しそうなのに‥。



どんだけ声を抑えてるかわかってる??




私は自分の口を両手で塞いだ。




晃平はそれすら面白いらしく、動きを止めない。




でも。



「あぁっ…純っ…」


「バカ、声出すな。」




「「…。」」



もしかして二人‥ヤってる??



晃平は私から離れ、二人を見た。



そして顔を片手で覆って静かにため息をついた。




そして晃平は頭が出ないようにソファに座った。




私は身なりを整え晃平の隣に座った。




そして二人の行為が終わるまで、私たちは遠くを見つめていた。








二人が出て行った後。




「晃平‥このこと‥。」



「…。」
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