nINe
絶対このことは秘密にしなきゃ。



紗代は本当に男性不信になってしまう。




―――――――――――‥

目が覚めたときにはもう昼過ぎだった。



1階に降りると、みんなはリビングでゲームしていた。




「おはよ。」


「おはよ丗那。晃平もまだ寝てるから起こしてきて。」


「ん。」



私は欠伸をしながら客間に向かった。




客間に入ると晃平は横向きで寝ていた。



「晃平。」


私は晃平の傍に座り、体を擦った。



「晃平起きて。」


晃平も寝れなかったのかな。



「‥丗那?」


「晃平、もう昼過ぎてるよ。」


すると晃平は私の腕を引いて、私も横に寝かされた。




「ちょっ‥晃平///」


「もう少し。」



そう言ってまた寝息をたてる晃平。



可愛い…///


私は晃平に腕枕された状態で、晃平の方を向いた。



寝顔がとても可愛い。
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