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そうなんだけど、普通に接することもできるか…。



「丗那、夢だと思え。」


「え?」


晃平は私を真っ直ぐ見つめた。



昨日のことは夢にしろってこと?




でもそうするしかないよね…。



紗代には言えないし。




「そうだね。」











その日の夜



「紗代、一緒に入るか?」


純がお風呂に紗代を誘った。


「イヤ。」


紗代はサラッと答える。



「そっか。」



純はがっかりしたようにお風呂へ行った。



私は紗代を見ていた。



すると和華が。


「紗代どうして一緒に入らないの?」



っ‥。



和華‥そういうこと聞く??
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