CL




「…んっ…」

「……ツキコ、声がエロい」

「…う、うるさいっ……」


そう言いながらも、徐々に力が抜けていっているツキコさん。

ツキコは首回りが弱いのだ。

思い切り吸ってから口を離すと、そこは血管が浮かび上がって赤くなっていた。

所有物マーク。

それを一度、舐めてから顔を離す。

ようやくツキコへと視線を向けると、彼女はもう真っ赤で、気恥かしいのか俺と目を合わせようとしない。

それはそれで寂しいなーと思って、ちゅっと音を立ててキスすると、驚いたのかやっとこちらを見てくれた。


「……い、今何時だと思って…」

「……何時?」

「…え、えっと…わからんけど……」

「…じゃあ、関係ないってことで」

「あ、あるの!」

「…カーテン閉まってるからいいじゃん」

「そ、そうやけど!まだ午前中!」

「…午前中はダメって法律あったっけ」

「……な、ないけど…!」

「……ならいいやん」

「…い、いきなり方言になるとかズルイ…」

「はいはい」

「わっ、もうどこ触ってっ」

「……したくなったの、ツキコのせいやけん。責任とってね」

「…な、なんそれ…っ」

「はい、黙って」




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