同居します
家にゆきをあげて
ジュースを部屋に運ぶ
「ねえ、里美」
「なーに??」
なにか
思いつめたように
ゆきは
「あたし、
前に彼氏がいたって言ったでしょ?
その彼って3つ上だったんだけど
あたしの高校受験が終わったときに
交通事故で死んじゃったの…」
え?
死んだ?
目に涙をためたゆきは
こう続けた
「それはね、彼の…
俊くんのままから
聞いたの。
最初は信じられなかった。
一昨日まで隣で笑ってた大好きな人が
急にいなくなったんだもん。
いつも俊くんがいた場所に探しに言ったりしてさ…
いるわけないのにね…
でも今は大丈夫なの
新しい恋もしなきゃいけないって思ってるよ」
そう言って、ゆきは涙を流しながら
ほほえんだ
「そおだったんだ…
でもなんでそんなこと里美に教えてくれたの?」
「まだ会ってちょっとしか経ってないけど、
里美のこと大親友だっておもってる
こんなに気があって楽しい友達できたことないもん!
…里美が迷惑ぢゃなければだけど…」
「迷惑なわけない!」
気づいたら叫んでた
「里美もゆきみたいな友達初めてだよ?
話してくれてありがとうね」
ゆきに会えてよかった
いろんなゆきを知ったら
強そうだけど、弱いって知った…
支えてあげたいっておもった
次の恋も応援してあげたい
一緒に頑張ろうね!