人こそ美味 part2
「もう、イク…のか」
本当に限界が近いようで、キュウぅっと締め付けられる。
「イカせて、やるよ」
奥へ奥へ、今よりも深い所を激しく突いてやる。
「あっ…ダメッ…そん、な…んッ、ぁあっ…はげ、しく…ぅあッ…イッちゃうッ」
俺は的確に秋菜のイイ所を突く。
「イくっ……ぅ、ぁあああぁ…」
秋菜が快楽の声をあげた。
俺は秋菜がイッた後も、突き続けた。
秋菜は太ももをビクビクと痙攣させる。
「ぅ…くっ……イクから、な……」
俺は秋菜の中に欲を放つ。
もう秋菜は不良品だ。
こいつは喰い物にはならない。
「はぁ…はぁ…」
覆い被さる様に秋菜の首筋に顔を埋め抱き締める。
暗い部屋には二人の息を整える呼吸と、独特な臭いが漂う。
顔を上げ、秋菜を見下ろす。
「秋菜……名字は?」
汗で頬に張り付いた前髪を取りながら、優しく問う。
「急に……どうしたの?」
ピクリと眉が動く。
「秋菜の実家を想像したら、ね」
ニコッと笑うと秋菜の腕が俺の首に巻き付いた。
「大好きよ…ううん、愛してる。私の名前は桜田秋菜」
「桜田…秋菜か。もう直ぐで目黒に変わちゃうけどね」
クスっと笑ってキスをして、未だ繋がったままの腰を動かした。