人こそ美味 part2
「んんっ、あ、あ、やん」
奥に進むと蒼井の中がキュッキュッと締まる。
「全部入ったぞ。…大丈夫か?」
「う、うん」
「じゃ、動くぞ」
ゆっくりと腰を前後に動かし始めた。
「やっ…あん…あ、あ、んん」
「どうだ?生身の人間はいいだろ。こうやって突けるんだからな」
蒼井は昔、死体しか愛さなかった。
それを変えたのが俺だ。
「さっきより気持ちい…」
“さっき”が気になったが、今行為を中断してこの家の地下室に行ける自信は無い。
今はこの快感に身を委ねたい。
「くっ…イく。…出すぞ」
俺はピストンの速度を上げ、蒼井の中に射精した。
「あぁぁ……。はぁ、はぁ、はぁ」
「っ…くっ…はぁ、はぁ」
俺は蒼井の上に崩れて息を整えた。
しばらくの間、ダイニングには2人の口から漏れる吐息の音だけだった。