一目惚れ 〜人生二回目の恋〜
一週間くらい前から
帆波からよく遊びの誘いを
断られるようになった。
家の片付けだったり
祖父母が来ているからだったり
バイトだったり…
でも俺は深く考えはせず
忙しいんだなくらいにしか
考えてなかった。
たわいもない事を
話しているうちに学校につく。
至って普通の公立高校。
教室は2階にある。
帆波は同じ学年だが.クラスは違うので
階段を上がってすぐに別れる。
「じゃあ.またね。」
帆波はそう言うと仲のいいクラスメイトの待つ場所に行った。