青春しようぜッ!!
私の家で裕太と和志を手当することに。
でも和志はどうしてあんなに喧嘩強かったんだろ・・・。
そういえば私、和志のこと何も知らない。

「はい出来たよ ホントに大丈夫?」

頬にばんそうこうを貼って和志の様子を伺った。

「大丈夫だって それより菜々は大丈夫だった?」

“大丈夫”と首を縦に振った。

「ごめんな 俺のせいで和志にも菜々にも明理にも迷惑かけたよ・・・」

「裕太は悪くないよ それにあっちからぶつかってきたんだし・・・」

和志が裕太を庇った。
裕太はしばらく立ち直れずにいた。

「ごめん菜々、今日は帰るね 行こう裕太」

「あぁ、ホントに今日はごめんな・・・また明日学校で!」

今日の明理元気なかったなぁ・・・。
やっぱりあんなことがあったんだもん。
落ち込むよね・・・。


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