青春しようぜッ!!
あれから一ヶ月が経って和志とはもっと愛が深まっていった。
でも心の底にある気持ちが浮き上がって来ていた。

「菜々、話聞いてる?」

駅前のカフェで和志とデート中の私。
何故か今日は上の空で和志のことなんて見てなかった。

「ごめんっ! 何?」


「・・・菜々今日変だよ」

「何もないよっ! そろそろ出よ」

駅前を2人で歩いていると向こう側から翔也が歩いてくる。

「翔也・・・どうしたの?」

「菜々・・・」

翔也が私の肩に触れよとした瞬間、和志が私の前に来て翔也の手を払った。

「俺の彼女に触るな」

「菜々、やっぱり俺、菜々が忘れられないんだ 優加とは別れた だからやり直せないか?」

翔也が真剣な顔で私をじっと見る。

「今更なんだよ 菜々は俺の彼女だ! 帰れ」

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