青春しようぜッ!!
「俺は菜々しか見えてないんだよ! どうしても!」

今になって菜々が好きだって言う俺。
本当ダサいって思ったけど今はそんなの関係なかった。

「ふざけんなよ! 菜々の気持ち考えろよ! 俺は菜々を守るって決めたんだよ!」

そりゃあ菜々の気持ち考えたら俺は最低な男だって思うよ。
好きな人がイジメられたのを気付かずにいたんだから。


「もうやめて!」

菜々は泣きながら叫んだ。
目の前が真っ暗になった。
事態がまるでように飲み込めてなかった。


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