青春しようぜッ!!
週末。

「菜々、あれから大丈夫か? 俺、すっげえ心配して・・・」

和志が私の部屋で私の隣に座って聞いてきた。

「それなんだけど・・・」

どこか言い出せない自分がいた。

「俺、今まで付き合ってきた彼女の中で菜々が一番よかった 菜々は俺に優しくしてくれた 一つ前の元カノなんて二股かけてたし・・・」

和志に嘘はつけない。
でも本当のことを言うのが辛い・・・。

「和志・・・」

「菜々の元彼見た時、俺すごく不安だった もう菜々以外の女なんていない 別れたくなんかない」

ますます言いにくくなる・・・。

そう思った時。

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