青春しようぜッ!!
それからは以前翔也と付き合っていたようにまた一緒に学校に行くようになった。
朝、玄関を出ると翔也が待っていた。

「菜々、おはよう　これからまた学校行けるな」

少し顔の頬をりんご色にさせていた。

「早く行かないと遅れちゃうよ？　行こう」

走って先に行こうとした時、翔也はパッと私の手を握った。

「こうすればもっと早く行けるだろ？」

やっぱりかっこいい･･･。
でも雰囲気変わったなぁ。
前より少し嫉妬深くなったっていうか･･･。


いつの間にか校門まで来ていた。
前みたいに視線が痛くなるかな･･･。

「あのカップルスッゴくお似合いじゃない」


「いぃなぁー私もあんな風に彼氏と学校行きたいよぉ」


あれ？
前は白い目で見られてたのに今はなんか違う。

「おっはよー♪　菜々」

「明理おはよう」

明理は今日も裕太と来ていた。

「翔也おはようっー！　って菜々と学校来てるってことはお前ら･･･」

裕太が少し驚き、口をぽかんと開けていた。

「俺らまた付き合うことになったんだ」

翔也が私の肩を抱き寄せVサインで喜びを表情した。


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