青春しようぜッ!!
「翔也・・・まだ? 早く目開けたい」


「もうちょっと待ってろ あと少しだから」


お姫様抱っこされたままの私。
翔也の温もりをずっと感じてる。


「菜々、着いたぞ 目開いてみ」


ゆっくりと目を開けてみると、そこには薔薇やコスモス、いろんな花が咲いている中庭があった。
こんなところに花がいっぱい咲いてるなんて知らなかった。

「菜々が見たら絶対喜ぶと思ってさ。俺もここに初めて来たときびっくりしたんだ」

「ありがとう翔也! すごく嬉しいよっ!」


2人で中庭を見ながらいっぱい話をした。
時間はあっという間に過ぎていった。


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