青春しようぜッ!!
翔也の部屋の窓を2回叩く。


「どうした菜々? 明理まで」


「明理がいるのか翔也ぁ?」

裕太が部屋を覗き込む。
明理の顔を見ると顔色は変わり、嬉し顔になっていた。


「あのね、ちょっと話があるの 今大丈夫?」


「ああ、今からそっちに行く後ろ下がって、ほら裕太行くぞ」


シュッと私の部屋へと移る翔也。
やっぱりカッコイイ!


「早く来いよ、裕太」


「待てよ! うー・・・」

ためらう裕太を見て明理はいらだっていた。


「早く、男でしょ!」


「わかってるって! よしっ!」

タンッ!バッ。


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