青春しようぜッ!!
「じゃああとは和志が来るのを待つだけだねっ」

「私、和志くんと会うのスッゴい久しぶりだなぁー♪」

明理が帽子を取りながら話す。

「俺も久しぶりだなぁー、結構いいやつなんだよ」

「俺は全然話したことないからなぁ」

「とってもいい人だよ、和むというかね☆ 翔也も話したら気が合うんじゃない??」


そうこうはなしてると、下からお母さんの大きな声がする。

「あらー!和志くん久しぶりねー! 元気してたぁー?? 」

「ご無沙汰してます、これ焼いたのでどうぞ」

「クッキー!? 和志くんが作ったのー? ありがとーねーいただくわ!」

あわてて下に降りる。

「ちょっとお母さんっ! 和志困ってるからっ! ほら?和志早くあがって!」

「ありがとう。 お邪魔しますー」


お母さんを突破して2階に上がる。

「なんかごめんねー、お母さんいつもあんなんだからもうっ」

「お母さん全然変わってないね、相変わらず面白い」

2人で笑いあう。

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