青春しようぜッ!!
「私、翔也と2人で行きたい・・・」

翔也は戸惑いつつも私の目をまっすぐ見て笑顔を向けてくれた。

「じゃあ2人で行くか」

「うんっ♪」

私は嬉しすぎて顔を真っ赤にしてしまった。


それから週末は2人で日時、行き先、宿泊先を決め約束の日になった。
ちなみに両親にはちゃんと了承をもらった。
お母さんは後でたっぷり感想を聞かせてねと満面の笑顔で私を見送った。


またいちいち言わなきゃいけない・・・。


家を出てみると翔也の姿がまだなかった。
早くしないと電車に乗り遅れちゃうよ・・・。


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