青春しようぜッ!!
いつのまにか気持ち良すぎて2時間も入ってしまった。
翔也待ちくたびれてるかな・・・。

脱衣所で体を拭いて着替えを済ませ、部屋へと戻ろうと思い、またのれんをくぐった。
するとそこには壁にのしかかっている翔也がいた。

「翔也っ!? ずっと待ってたの? 部屋に戻ってて良いって言ったのに・・・」

「俺が素直に戻る訳ないだろ 菜々を1人にさせるわけにはいかないんだし」

そう言って私の濡れた髪をタオルで撫でるように拭いてくれた。

夕食を済ませた後、部屋に戻る途中、私達は明理と裕太のお土産について相談していた。

「2人の土産どうすんの?」

「それなんだけど私、明日行くところで目的のお土産あるからそこで買わない?」

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