青春しようぜッ!!
「キャーッ!!!!」

一気に急降下したジェットコースターは瞬く間にスタート地点へと戻っていった。

乗り終えて私は足元がふらつき、翔也に体を支えてもらっていた。

「大丈夫か?」

「う、うん なんとか」

「ごめんな 俺が乗りたいなんか言ったばっかりに 久しぶり過ぎて嬉しかったんだ」

「翔也は悪くないよっ! そのかわり私も乗りたいのがあるから付き合ってくれる?」

翔也は笑顔で頷き、良いよと言ってくれた。

コーヒーカップにメリーゴーランド、お化け屋敷にも入った。


閉園間際になり、私達は最後に観覧車に乗った。

綺麗な夜景を見渡しながら約15分間楽しむ。

< 204 / 211 >

この作品をシェア

pagetop