青春しようぜッ!!
その日はあまり寝られなかった。
翔也のこと意識しすぎてドキドキが止まんなかった。

それから次の日。
結局一睡もできずに朝を迎えてしまった。
今日は学校に行く日なのに・・・。
寝ぼけ眼で制服に着替えて下に降りた。


「おはよう・・・」

「おはよう どうしたのそんな険しい顔して何かあったの?」

お母さんが勢いよく目玉焼きを作りながら言った。

「別に・・・今日朝ごはんいらないや 歯磨きして行ってくる・・・」

「ちょっとー! せっかく作ったのにもう・・・」

「いってきま-す」 


ガチャ。バタン。
玄関を出るとすぐそこにはある人がいた。


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