青春しようぜッ!!
「菜々それ絶対断っちゃだめだよ このままだとライバルが一気に増えるよ!!」


やっぱりそうだよね・・・。
今日帰りに言おう。
ずっと昨日考えたんだもん。
ずっと思ってたんだもん。
後悔だけはしたくない!

「明理、ありがとう! 明理に相談してよかった」


ブーブー。
制服のポケットからケータイが動いていた。


「翔也からメールだ!」

ビックリして大きな声で言ってしまった。
するとクラスの女子が私の所に集まってきた。

「「早く見せてっ!」」


「菜々、早く見てごらん」

明理が優しく言ってくれた。

ピッ。開いてみると

〜俺4組になった。隣のクラスだからいつでも遊びに来いよ~


「4組だって。裕太と同じだね。仲良くしてるかなあの2人」


4組と言った途端にクラスの女子が4組へと駆けて行った。


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