青春しようぜッ!!
休み時間に私は悩んだ末、明理に全部話すことにした。
明理なら優加のことわかるし大事な親友だから言わなきゃ。

「明理、話したいことがあるの いいかな?」

「どうしたのなんかあった?」

明理に優加のことを全部話した。
明理怒るかなぁ・・・。

「菜々」

やっぱり・・・。

「なんで早く言わなかったの!? 1人で抱え込んじゃ駄目じゃん! 翔也には言ったの?」

私は泣き顔になりながら首を横に振った。


「ほら今言いに行こう! 彼氏に言わなきゃ何も始まんないよ!」


明理は私の腕をグッと掴み4組の教室へと走った。


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