青春しようぜッ!!
「翔也ちょっといい?」

明理が勢いよく呼んだ。

「なんかあった?」

明理のほうを見ると、真剣な眼差しで頷いている。
その表情からは“がんばれ”の言葉が出てきていた。


「あのねっ! 大事な話があるの」


私が話そうとしたその時。


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