青春しようぜッ!!
私の家に着くとお母さんは驚いた顔でいた。

「菜々ケガしてるじゃない! とりあえずみんな中入って!」

みんなはリビングで私の手当てが終わるのを待っていてくれた。

翔也はお母さんに事情を全部話してくれた。
そして必死で謝っていた。
自分を守ると言ったのに守れなかったのがすごく悔しくて情けないと・・・。

「どうする菜々? 絶対先生に言ったほうが良いよ」

明理は代わりに言ってあげようかって言ってくれたけど断った。

「俺が言うよ 菜々を守れなかったんだこれ以上菜々を傷付ける奴は許さないからな」


翔也は真っ直ぐな瞳で私に訴えた。


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