青春しようぜッ!!
「どうしてだよ菜々!」

翔也の手を握りしめた。


優加が・・・。

「橋本はそれでいいんだな」

「はい、大丈夫です 心配かけてすみませんでした」

職員室を出てから優加はこう言った。

「やっと分かった? 今ここで言うから。私、長澤君が好き! 付き合って欲しいの!」

「ああ、分かった。菜々、お前にはガッカリした もう顔も見たくねーよ」

翔也は優加と帰っていった。


「菜々いいの? 翔也行っちゃうよ!」

「菜々正気になれよ! 翔也行っちまうぞ?」


明理と裕太が言ってくれたけど私には聞こえていなかった。


「もういいの・・・ これでいいんだ」


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