青春しようぜッ!!
それから1ヶ月が経った。
夏休みも近いというのに私は翔也と目も合わせず避けて学校生活を送っていた。

「菜々大丈夫? この頃もっと元気無くなってるけど・・・」

明理が声を掛けてくれるけどそれすら耳に入ってこない。
授業中も上の空・・・

学校の帰りだって、翔也と優加が帰っているのを見ると心が痛む・・・。

「橋本さんじゃあね♪」

優加が声をかけてくる。
あの日とはまるで別人のように・・・。


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