青春しようぜッ!!
「だって・・・翔也は私のことなんかもうなんとも思ってないと思うし! どうすればいいか自分でもわかんないのっ!」

泣きじゃくる私を明理はギュッと抱きしめてくれた。

「もう何も言わなくていいから! 菜々が泣くことないからっ!」

泣いてる私を抱きしめてる明理はもっと泣いていた。

「よしっ! 今度の日曜日に3人で海行こう! 新しい出会いもあるかもしれないし♪ねっ?」

最初は行く気なんてなかったけど気分転換に行くことにした。


もう忘れよう・・・。
私は想いを心の奥へしまった。
もう二度と出てこないように。


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